リフォーム・クリーニング
建てたばかりの頃はピカピカだったお墓ですが、常に野外で風雨に晒されているために、何年もの時間が経つとどうしても徐々に劣化してしまいます。
しかし、数年に一度メンテナンスをすることで劣化が進むのを抑えることができます。
すでに劣化が進んでしまっているお墓は、家や建物のようにリフォームをすることも可能です。
石碑や墓誌、家紋には、白や黒のペンキが入っていて、時間の経過とともに少しずつ剥がれてしまいます。
彫ってある字が読みづらくなったり、見栄えの悪さが気になった場合は、『ペンキの入れ直し』がお勧めです。
苔やカビが生えやすい部分ですので、専用の洗剤や剥離剤を使って綺麗にした後にペンキを入れ直す必要がある場合もあります。
費用 30,000~60,000円が目安となっております。
一般的に、石と石の接着面には石材用ボンドやセメントが使われています。
しかし、時間の経過とともに劣化して徐々に接着力が落ち、少しずつ隙間ができてしまいます。
石と石の繋ぎ目にアンカーが使われていれば心配は少ないですが、使われていないお墓は、一度隙間が出来てしまうと、そこに雨水などが入り、冬になると凍って膨張することにより、目地の隙間がさらに広がったり、敷石が浮き上がってしまったりします。
広がった隙間には砂利やゴミなどが入りこんでしまうので、「押せば戻せる」なんて簡単なものではなくなってしまい、最終的には大掛かりな工事になってしまうことも。
そうならないためには、目地の劣化に気付いたら早めの補修が必要です。
費用は20,000~80,000円が目安となっております。
お墓が完成したばかりの頃はとても綺麗だった敷き砂利ですが、長年経って汚れてしまうと見る影もなく、雑草や苔の掃除もひと手間かかります。
敷き砂利の代わりに敷石を張れば、見栄えもよく、掃除も楽になります。
費用は70,000~200,000円が目安となっております。